【アーカイブ販売中!】「場をつづけるための『人とお金』の話 ーーシェルターを持つ書店と小さな出版社の続け方」@Seesaw Books(札幌)

【アーカイブ販売中!】「場をつづけるための『人とお金』の話 ーーシェルターを持つ書店と小さな出版社の続け方」@Seesaw Books(札幌)

10月31日に開催したMSLive!「場をつづけるための『人とお金』の話 ーーシェルターを持つ書店と小さな出版社の続け方」の模様をアーカイブでも販売いたします!

〈イベント内容〉

 『ちゃぶ台9 特集:書店、再び共有地』にご登場いただいた、札幌市のSeesaw Booksさん。書店でありながら2階は住まいを失った人のためのシェルターになっています。もともとゲストハウスでしたが、「シェルター」、そして無料の炊き出しやヘアカットの支援事業を続けていくために、書店を開始されたと『ちゃぶ台9』で語られています。

 そのSeesaw Booksさんを訪ねるのは、ミシマ社代表の三島邦弘。著書『ここだけのごあいさつ』で、「おもしろいをつづける」ためのチーム作りや会社経営を模索しつづけ、最終的に「自転車操業」という言葉に出会います。

 町から本屋が減り続けるなか、Seesaw Booksさんが支援活動の資金を稼ぐために書店を選んだ理由。利益のでない支援活動を運営し続けていく方法。小さな組織を続けるための「自転車操業」の真意・書店と出版社のこれからの関係・・・などなど、「シーソー」と「自転車」を漕ぎ続ける二人のお話から、書店や共有地を考えるヒントがたくさん見つかりそうです。

 

<ライブ配信参加者の声>

・以前アンタップトホステルさんの別館に宿泊したことがあり、とても居心地がよかったことを覚えています。本屋やシェルターになるまでの経緯、現状を知れてよかったです。

・独立系本屋を目指しているので、とても参考と現実の厳しさが知れる貴重なライブでした。

・三島さんの、「毛細血管は豊かになって来ているが、大動脈は変わっていかない」や「ミシマ社は闇市」というお話に、生活をあらゆる方向から蝕んでいるのに巨大な力を持ったままの、古い社会の仕組みに最前線で挑んで来られた方の、重くリアルな実感を知りました。

出演者 神輝哉(Seesaw Books店主)、三島邦弘(ミシマ社代表)
価格 1,700円(+税)
販売期間 2023年12月28日(木)まで
視聴期間 2024年1月31日(水)まで

〈プロフィール〉

神輝哉(じん・てるや)
1980年札幌生まれ。高校卒業後に上京し、出版社の営業職を4年半勤めるなど10年間の東京生活の後、結婚を機にUターン。2014年、UNTAPPED”(=未開発の・まだ見つかっていない)な北海道を満喫する旅人のためのゲストハウス「UNTAPPED HOSTEL」を開業。2020年、コロナ禍で困窮する人の避難施設・シェルターを開設、2021年に別館1Fを改修し「Seesaw books(シーソーブックス)」をオープン。

 

三島邦弘(みしま・くにひろ)
1975年、京都生まれ。出版社2社で単行本の編集を経験したのち、2006年10月に単身、株式会社ミシマ社を設立。「ちいさな総合出版社」を標榜し、ジャンルを問わず一冊入魂の本を刊行している。現在は、東京・自由が丘と京都市の2拠点で活動。2019年には新レーベル「ちいさいミシマ社」を始動。著書に『計画と無計画のあいだ』『パルプ・ノンフィクション』(以上、河出書房新社)、『失われた感覚を求めて』(朝日新聞出版)がある。2021年10月より書店と出版社をつなぐ「一冊!取引所」の代表もつとめる。

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