『ここだけのごあいさつ』発刊記念、著者・三島邦弘(ミシマ社代表)が各地の書店でトーク! 次回5/23(火)本屋・生活綴方

【5/23 オンライン&会場参加】面白いをつづけるための「人とお金」の話@本屋・生活綴方(横浜・妙蓮寺)

大小の書店を渡り歩き、現在は“まちの本屋”石堂書店および“独立系書店”本屋・生活綴方の両方の店長をつとめる鈴木雅代さん。また、出版社・三輪舎を営むかたわら、本屋・生活綴方の出版レーベル「生活綴方出版部」を主宰し、石堂書店の経営をも担う中岡祐介さん。東京・自由が丘と京都の二拠点で「ちいさな総合出版社」ミシマ社で活動する三島邦弘。

三島は新著『ここだけのごあいさつ』で、「おもしろいをつづける」方法を模索しています。出版、書店にかぎらず、何かをするときに避けては通れない「人」や「経営」の問題にどうむきあい、どのようなチームづくりで、「おもしろい」を実現しつづけるか?

そのことを考えるとき、「おそくて、よい本」を掲げる三輪舎の本づくり。そして、70年以上前に創立した石堂書店さんがお店を続けるための取り組みや、本屋・生活綴方のお店番制度やリソグラフでの本づくりがヒントとなりそうです。

「おもしろい」本の仕事を続けていくための組織づくりと、本づくり。「ここだけ」の話になる予感!

登壇者プロフィール

鈴木雅代 東京都出身、横浜市在住。老舗家具メーカー工場勤務を経て、2005年より書店員のキャリアをスタート。逗子駅前のまちの本屋を皮切りに、3つの大型書店に勤務。2021年、石堂書店=本屋・生活綴方に転職。現在は両店の店長をつとめる。

中岡祐介 1982年、茨城県ひたちなか市出身、横浜市在住。約8年間勤めた会社をドロップアウトした後、出版経験がないまま出版社・三輪舎を創業。「おそくて、よい本。」を旗印に毎年1〜2冊ペースで本をつくる。2019年より横浜・妙蓮寺の街の書店・石堂書店の経営に参画。2020年2月、本屋・生活綴方を開業。本を売り買いするだけでなく、本をつくる本屋として、孔版印刷機・リソグラフをつかった小規模出版レーベル「生活綴方出版部」を開始。

三島邦弘 1975年、京都生まれ。出版社2社で単行本の編集を経験したのち、2006年10月に単身、株式会社ミシマ社を設立。「ちいさな総合出版社」を標榜し、ジャンルを問わず一冊入魂の本を刊行している。現在は、東京・自由が丘と京都市の2拠点で活動。2019年には新レーベル「ちいさいミシマ社」を始動。著書に『計画と無計画のあいだ』『パルプ・ノンフィクション』(以上、河出書房新社)、『失われた感覚を求めて』(朝日新聞出版)がある。2021年10月より書店と出版社をつなぐ「一冊!取引所」の代表もつとめる。

主催:ミシマ社

イベント 面白いをつづけるための「人とお金」の話
参加方法 オンライン配信&会場ライブ参加
出演者 鈴木雅代(本屋・生活綴方)、 中岡祐介(三輪舎) 、三島邦弘(ミシマ社)
日時 2023年5月23日 (火) 19:30~21:00
場所 本屋・生活綴方 (神奈川県横浜市港北区菊名1丁目7−8)
参加費 1,980円(税込)

〈終了しました〉【4/23】『これからの共有地 〜ぼけとやさしさとおもしろさと〜』@日々詩書肆室(三重・津市久居)

※当日は10時~15時まで、コミュニティハウスひびうた(津市久居幸町1104番地)さんのマルシェイベントで、ミシマ社書籍の手売りを実施します!

生活者のための総合雑誌『ちゃぶ台』の次号特集は、「自分の中にぼけを持て」。これに決めた理由を本誌編集長・三島は、「くっきり、はっきり、きっちり」と「り」ばかりが正解になっていますが、かえって不幸になっていることって多くないですか? もちろん、それらも大切ですが、同時に、「ぼけ」ももっていないと、自分も他人も、きずつけ、苦しむことになると思うのです」と語る。

きっと、それは個人のみならず、共有地にも同じことが言えるはず。そこが豊かになるにはどうすればいいか? 「ぼけとやさしさとおもしろさ」を手がかりに考えます。

 

イベント 『これからの共有地 〜ぼけとやさしさとおもしろさと〜』
日時 2023年4月23日㈰ 16時~18時
場所 HIBIUTA AND COMPANY (三重県津市久居本町1346-7)
参加費 1,800円(税込)
予約 要ご予約
ご予約・お問合せ先 honmachi@hibiuta.art
080-2652-2854

〈終了しました〉【4/27】一冊トーク!本屋の本音、版元の煩悶 vol.1@UNITÉ(東京・三鷹)

 2020年、「一冊!取引所」という新しいプラットフォームが立ち上がりました。書店・出版社間のコミュニケーション、精算、流通をもっとスムーズにし、街の中で本に出会える場面を増やしたい。そうした思いから始まった一冊!が、今回、初めてリアルイベントを開催。テーマはずばり「本屋の本音と版元の煩悶」。

街の本屋が、より持続可能で創造的な商売になるためには? 版元(出版社)が継続的に本をつくるには?
当日は、昨年三鷹にオープンしたばかりの書店(UNITÉ)にて、店長・大森さんと創業15年を迎えるナナロク社の村井さん、この秋、初めての書籍を出そうとしている新規出版社・出雲路本制作所の中井さんとともに、一冊!代表の三島が進行役を務め、大いに語り尽くします。

・今の時代、書店経営は「本を売る」だけではむずかしい? 本だけで経営するには何が要る?
・書店として、出版社に求めるものは?
・売れる本、本当に届けたい本。どのように棲み分けて仕入れている?
・この地域にある店として、意識していることは?
・出版社は、印刷、製本、流通費や、印税など、さまざまな支払いに追われる立場。お金に関して、こうなったら良いのにな、とか、これはうまくいっている、ということは?
・出版社にとって、書店とは?
・これから出版社をたちあげるに際し、これだけは気をつけたほうがいいというものはある? etc.

書店と版元、双方の本音と煩悶をぶつけあった先に見えてくる出版の未来は?
責任を担いながら現場仕事を日々実践する人たちが、「小売」と「ものづくり」のこれからの関係、あり方を本気で探ります!

イベント 一冊トーク!本屋の本音、版元の煩悶 vol.1
日時 2023年4月27日(木)
場所 UNITÉ(東京都三鷹市下連雀4-17-10 SMZビルディング 1F)
来店参加 2200円(税込)
オンライン参加 1650円(税込)
予約 要予約

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