原点回帰の出版社、株式会社ミシマ社

本のご紹介

クモのイト

クモのイト

中田兼介(著)

1,800円+税

刷り:2刷
判型:四六判並製
頁数:200ページ
装丁:佐藤亜沙美
カバー・本文イラスト:ミヤタチカ
発刊:2019年9月26日
ISBN:978-4-909394-26-2 C0045

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内容

蜘蛛はその名の通り知的な生物。風を読める。チャンスを待てる。美的センス抜群(網を見よ)。スタイリッシュ(身のこなしと紋様)。巣の中央でじっとしている姿は哲学的でさえある。こんなふうに私もなりたい。――福岡伸一氏(『生物と無生物のあいだ』著者)大推薦。

もしもクモがいなかったら?
蜘蛛の「糸」と「意図」が人間と生物を支配している!?
その驚くべき生態と「クモの知恵」!

「ウェブ」は「クモの巣」の意。人気者・スパイダーマンのキャッチフレーズは「親愛なる隣人」。芥川龍之介の代表作は『蜘蛛の糸』……こんなに身近な存在のクモなのに、知らなかったことばかり!

・網は毎日張り直している
・クモは自分で張った糸を食べてリサイクルする
・メスに食べられないようにプレゼントを渡すオスがいる
・クモはほ乳類を食べることもできる
・クモは日本人よりたくさん宇宙に行っている
・最大7種類の糸を使い分ける
・子グモは糸を使って空を飛ぶ
・オスは脚を使って子作りをする
・年間に世界のクモが食べる量は全人類の体重に匹敵
・クモの糸は細菌の繁殖を抑える
・クモは脳の一部を脚に収納する
・地球に棲むクモの総体重はおよそ2500万トン
・網を張るクモは、眼があまり見えない
・クモの糸は鋼鉄と同じくらいの強さがある
…etc.

本書を読み終わったら、家のクモが違って見える。
そして、人生の視点もちょっと変わる、かもしれない。

著者情報

中田兼介(なかた・けんすけ)

1967年大阪生まれ。京都女子大学教授。専門は動物(主にクモ)の行動学や生態学。なんでも遺伝子を調べる時代に、目に見える現象を扱うことにこだわるローテク研究者。現在、日本動物行動学会発行の国際学術誌『Journal of Ethology』編集長。著書に『まちぶせるクモ』(共立出版)、『びっくり!おどろき!動物まるごと大図鑑』(ミネルヴァ書房)など。監修に『図解 なんかへんな生きもの』(ぬまがさワタリ著、光文社)。こっそりと薪ストーバー。

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ミシマガ情報

中田先生にクモにまつわる素朴な疑問をぶつけてみました。
「クモ博士に聞いてみよう!」

クモのイト 刊行記念特集(1) 中田兼介先生インタビュー
クモのイト 刊行記念特集(2)クモの魅力総特集!

『クモのイト』本日発刊です!! 中田先生コメント&クモマンガ

パブリシティ情報

「〈クモの魅力は、その賢さと複雑さにあります〉というこの本には文科系の話題も満載だ。日本では1700種近くのクモが知られるが、あと400種は未知のクモがいるはずという。新種発見も夢ではない。そうそう、クモのもうひとつの魅力は基本的に群れない孤高の生き物であることだ。ハロウィンのクモだけがクモではない。ぜひ本物をどうぞ。」(2019年10月5日、朝日新聞書評

「<個性があるということは、生き物がしばしば不合理な行動を取ってしまうこととイコール>である、という記述に、ひと言では言いあらわしがたい感慨をおぼえた。web(網状)化するこの世界で、すべての多様性を上っ面ではなく尊重していくために、クモに学ぶことはきっとある、と感じられる一冊である。」(2019年10月4日、日刊ゲンダイ書評)

「著者は芥川龍之介の『蜘蛛の糸』からスパイダーマンなどの例をあげつつ、人とクモの身近で神秘的な関係について、クモという生物の広がりや深みとともに、人にとってクモとは何であるかを、動物生態学者としてじっくりと炙り出してゆく。」(2019年11月17日、サンデー毎日書評

目次

はじめに
第1章 クモと人間の不思議な関係
第2章 クモのことあれこれ
第3章 クモの網、最強説
第4章 恋するクモたち
第5章 クモ的思考 その1 個性って?
第6章 クモ的思考 その2 コミュニケーション上手になりたい
第7章 クモ的思考 その3 不確実な世の中をサバイバルする
第8章 もしもクモがいなかったら
あとがき

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