2020年の春から、森田真生さんと瀬戸昌宣さんを中心に、ミシマ社では「学びの未来」を考える場を主催してきました。そこでは主に、「学びの未来」や「学びの場をつくる学校」のコミュニティメンバーに向けて発信されていた森田さんの「子ども」と「学び」をめぐる思考ですが、今月から、より多くの方に開かれた形で、その「続き」を展開していただくことになりました。
ミシマ社のウェブマガジン「みんなのミシマガジン」では、6月半ばから森田さんの新連載「子どものように考える」がスタートします。また、連載と連動していく形で、森田さんのトークライブも各地で開催していきます。
そのトークライブの第1弾を、6月30日に渋谷のSPBSさんで開催します。
子どものように感じ、子どものように考えること。そうすることでしか見えない風景がある。
それはただ、子どもに戻ることではない。子どものそばにいて、もう子どもではない自分が、それでもまるで子どものように感じ、子どものように考えてみる。そうして生まれてくる思考や感覚を、試みとしてここに記録してみたい。――「子どものように考える」第1回より
独立研究者・森田真生がいま、見ている風景とはいかなるものか?
当日は、オンライン配信はせず、会場のみの開催となります。
ライブでしか体感できない森田さんの肉声とその振動をたっぷり味わっていただければ幸いです。
森田 真生(もりた・まさお)
1985年、東京都生まれ。独立研究者。京都東山の麓にある研究室を拠点に、研究・教育・執筆のかたわら、国内外で「数学の演奏会」や「数学ブックトーク」など、ライブ活動を行っている。2015年10月刊行のデビュー作『数学する身体』(新潮社)で第15回小林秀雄賞を受賞。他の著書に、『数学の贈り物』『偶然の散歩』(ミシマ社)、『僕たちはどう生きるか』(集英社)、『計算する生命』(新潮社、第10回河合隼雄学芸賞)、絵本『アリになった数学者』(絵・脇坂克二/福音館書店)などがある。2023年6月より、ウェブ雑誌「みんなのミシマガジン」で新連載「子どものように考える」スタート。
日時 | 6月30日(金)18:30〜20:00 (18:15開場) |
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会場 | SPBS本店 |
住所 | 東京都渋谷区神山町17−3 テラス神山 1F |
出演者 | 森田真生 |
参加費 | 4400円(税込) |