2022年11月2日(水)朝日新聞「折々のことば」に、ちいさいミシマ社より刊行の那須耕介さん『つたなさの方へ』の言葉が引用され、紹介されました。
人の身体は、転ばないようにではなく、うまく転ぶように作られていく
(那須耕介)赤ん坊は歩けるようになるまでさんざん転ぶが、やがて、転びかけるととっさに手をついたり、体をひねったりして衝撃を和らげるようになる。歩けるというのは、上手な転び方をわきまえていることだと、法哲学者は言う。柔道でまずは受け身を習うように、感情を豊かで安定したものにするにも「感情の受け身」を習得することが大切だと。
哲学者・鷲田清一さんによるご紹介です。
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