仲代達矢、語る

仲代達矢、語る

春日太一
  • 定価 3,500 円+税
  • 判型四六判上製
  • 頁数352 ページ
  • 発刊2026年10月16日
  • ISBN9784911226421
  • Cコード0095
  • 装丁関口聖司
取扱書店 一冊!取引所

本の詳細

「技を磨かないと、お客はどんどん減っていく」

黒澤明、市川崑、岡本喜八、勝新太郎、三船敏郎……
名監督、共演者との秘話から、日本映画・演劇界に残したメッセージまで――。
伝説の役者が惜しみなく語り尽くす。

『仲代達矢が語る日本映画黄金時代』に著者渾身の書き下ろしと秘蔵写真を加え、全面改訂した愛蔵版。
★カラー口絵4ページ付

「私はいまだに台本に書かれたセリフは一言も変えていません」
「お金にならなくても、一年の半分は芝居をやる」
「『切腹』の殺陣は、全て本身(真剣)です」
「キハっちゃんって、アクション物を撮らせたらば、もう本当にすごい」
「仲代のために映画作るって人はいなかったわけです」
「俳優が俳優であった時代……過去のものになっていくような気がして」

長年取材を重ね、仲代と親交のあった著者の傑作ノンフィクション!

 

目次

はじめに 序章 役者・仲代達矢の誕生 第一章 俳優デビューと『人間の條件』 第二章  黒澤明との仕事——『用心棒』『椿三十郎』『天国と地獄』 第三章  京都の撮影所と時代劇——『炎上』『鍵』『股旅 三人やくざ』『切腹』 第四章  仏の喜八——『大菩薩峠』『殺人狂時代』『激動の昭和史 沖縄決戦』 第五章 成瀬巳喜男と木下惠介と女優たち 第六章 海外進出、前衛、左翼、俳優座 第七章  五社英雄と名優たちの情念——『御用金』『人斬り』『闇の狩人』『鬼龍院花子の生涯』 第八章 黒澤明と勝新太郎——『影武者』『乱』 第九章  小林正樹と日本映画の落日——『怪談』『上意討ち』、幻の『敦煌』 補章 仲代達矢の現在地 現場ルポ 時代劇『果し合い』での激闘 おわりに(仲代達矢) あとがきにかえて――仲代達矢さんとの十五年

著者情報

著: 春日太一(カスガタイチ)

映画史・時代劇研究家。1977年東京都生まれ。日本大学大学院博士後期課程修了。映画界を彩った俳優とスタッフたちのインタビューをライフワークにしている。著書に『自宅で楽しむ 週末邦画劇場』『時代劇聖地巡礼』『時代劇聖地巡礼 関西ディープ編』(ミシマ社)、『鬼の筆――戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』(文藝春秋、第55回大宅壮一ノンフィクション賞受賞)、『なめたらいかんぜよ――脚本家・高田宏治が生きた東映五十年の狂熱』(小学館)、『天才 勝新太郎』(文春新書)、『時代劇は死なず! 完全版――京都太秦の「職人」たち』(河出文庫)など多数。

関連書籍