本の詳細
30年におよぶ教師生活の最後の半年、著者が「これだけはわかっておいてほしい」と思うことを全身全霊傾け語った「クリエイティブ・ライティング」14講。
「アナグラム」「エクリチュール」「リーダビリティ」「宛て先」・・・・・・こうしたトピックを有機的に連関づけながら、「生きた言語とは何か」を探る。
「この本がたぶん文学と言語について、まとまったものを書く最後の機会になると思います。そういう気持ちもあって、「言いたいこと」を全部詰め込みました」(あとがきより)
「街場シリーズ」最高傑作、誕生!
書店員の方々の声
この本の面白さを帯文くらいで人に勧める能力は僕にはありません。降参です。
(紀伊國屋書店梅田本店 百々典孝)
内田本の集大成であることは間違いない。文体論なのに、この混乱した社会情勢をいかに生き延びていくか、というサバイバル論であり、どうしたらうまく他 人と話したり、自分の言いたいことを伝えるのか、のコミュニケーション論でもある。
(ジュンク堂書店池袋本店 森暁子)
講義の熱気と臨場感そのままに、これだけはわかってほしい「ことば」の本質に迫る! 世代を問わず、「ことば」との付き合い方がわかるお薦め本。
(三省堂書店神保町本店 倉田大輔)
目次
PART1
第1講 言語にとって愛とは何か?
第2講 「言葉の檻」から「鉱脈」へ
第3講 電子書籍と少女マンガリテラシー
第4講 ソシュールとアナグラム
第5講 ストカスティックなプロセス
第6講 世界性と翻訳について
第7講 エクリチュールと文化資本
第8講 エクリチュールと自由
第9講 「宛て先」について
第10講 「生き延びるためのリテラシー」とテクスト
第11講 鏡像と共-身体形成
第12講 意味と身体
第13講 クリシェと転がる檻
第14講 リーダビリティと地下室
あとがき
目次
第1講 言語にとって愛とは何か?
第2講 「言葉の檻」から「鉱脈」へ
第3講 電子書籍と少女マンガリテラシー
第4講 ソシュールとアナグラム
第5講 ストカスティックなプロセス
第6講 世界性と翻訳について
第7講 エクリチュールと文化資本
第8講 エクリチュールと自由
第9講 「宛て先」について
第10講 「生き延びるためのリテラシー」とテクスト
第11講 鏡像と共-身体形成
第12講 意味と身体
第13講 クリシェと転がる檻
第14講 リーダビリティと地下室
あとがき