街場の中国論

街場の中国論

内田 樹
  • 定価 1,600 円+税
  • 判型四六判並製
  • 頁数248 ページ
  • 発刊2007年06月02日
  • ISBN9784903908007
  • Cコード0095
  • 装丁クラフト・エヴィング商會

本の詳細

「予備知識なし」で読みはじめることができ、かつ「専門家」で は絶対に指摘しない「本質」をついてくる、内田樹の『街場』シリーズ最新刊。 日中関係の見方がまるで変わる、「なるほど!」の10講義。 ※『増補版 街場の中国論』を刊行しております。ぜひ『増補版 街場の中国論』をご覧ください。

目次

第1講 チャイナ・リスク——誰が十三億人を統治できるのか? 第2講 中国の「脱亜入欧」——どうしてホワイトハウスは首相の靖国参拝を止めないのか? 第3講 中華思想——ナショナリズムではない自民族中心主義 第4講 もしもアヘン戦争がなかったなら——日中の近代化比較 第5講 文化大革命——無責任な言説を思い出す 第6講 東西の文化交流——ファンタジーがもたらしたもの 第7講 中国の環境問題——このままなら破局? 第8講 台湾——重要な外交カードなのに…… 第9講 中国の愛国教育——やっぱり記憶にない 第10講 留日学生に見る愛国ナショナリズム——人類館問題をめぐって

著者情報

著: 内田 樹(ウチダ タツル)

1950年東京生まれ。東京大学仏文科卒業。東京都立大学大学 院人文科学研究所博士課程を中退後、同大学人文科学部助手などを経て、現在は 神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。著書に 『ためらいの倫理学』(角川文庫)、『街場の現代思想』『街場のアメリカ論』 (以上、NTT出版)、『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)、『下流志向』(講談社)、 『狼少年のパラドクス』(朝日新聞社)、『村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング)など多数ある。

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