1,700円+税
刷り:2刷
判型:四六判変形並製
頁数:224ページ
装丁:漆原悠一(tento)
発刊:2020年5月23日
ISBN:978-4-909394-37-8 C0095
女性が歳を重ねて生きる、それは「喜び」のほかない。
恋愛、結婚、出産、更年期…
今ではほとんど語られなくなった、人類の深い知恵をもう一度。
・男と女が、結婚や性愛を超えて、人生を見届け合う関係
・社会活躍や恋愛や家族を超える、「献身」の幸せ
・からだの快を喜び、不快をはっきり伝える矜持
・子どもに許されることと、親を許すこと
・病気の友人や故人への想いを託す言葉を見つけること…etc.
酸い甘い、古今東西、人の生き死に。
越境する思考が、先が見えない時代の足元を照らす。
★まずはぜひこちらから、「まえがき」をお読みください。
1958年、山口県生まれ。兵庫県西宮市で育つ。京都薬科大学卒業。ロンドン大学Ph.D.(疫学)。津田塾大学多文化・国際協力学科教授。著書に『女たちが、なにか、おかしい おせっかい宣言』(ミシマ社)、『オニババ化する女たち』(光文社新書)、『死にゆく人のかたわらで』(幻冬舎)、『少女のための性の話』(ミツイパブリッシング)など多数。
ミシマガジンで『自分と他人の許し方、あるいは愛し方』刊行記念特集!
【特集1】 『自分と他人の許し方、あるいは愛し方』刊行記念特集 まえがきを公開します。
【特集2】『自分と他人の許し方、あるいは愛し方』への熱い声を大特集!
「深、呼、吸、和、書、集」 〜世間の空気、私の心、解きほぐす本〜
「赤ちゃんが、生まれてきてよかったと思える母親をつくりたいから妊娠、出産にこだわるんです。受け止めてもらえた感覚がある人は、自分の存在を否定しない心の根っこを与えられます。人間は何かやったから愛でられるものではなく、生きているだけで素晴らしくて、愛でられるものなんですよ」
――著者インタビュー(2020年7月9日号『女性セブン』)
まえがき
第1章 恋も愛も超えた関係
第2章 感情のタメ、時のおもり
第3章 からだが喜ぶことをする
第4章 「活躍」の形はいろいろ
第5章 家で生まれて家で死ぬ
第6章 女を生きるのは楽しい
エピローグ わたしたちは、みんな、ほめられたい
あとがき