原点回帰の出版社、株式会社ミシマ社

本のご紹介

ほんのちょっと当事者

ほんのちょっと当事者

青山ゆみこ(著)

1,600円+税

判型:四六判並製
頁数:248ページ
装丁:名久井直子
装画・題字・本文イラスト:細川貂々
発刊:2019年11月23日
ISBN:978-4-909394-29-3 C0095

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内容

ローン地獄、児童虐待、性暴力、障害者差別、
看取り、親との葛藤…「大文字の困りごと」を
「自分事」として考えてみた。
「ここまで曝すか!」と連載時より大反響の明るい(?)社会派エッセイ

わたしたちが「生きる」ということは、「なにかの当事者となる」ことなのではないだろうか。…みんなが隣にいる誰かへの想像力をもつようになれば、まわりまわって思いもかけない方向から、誰かがわたしの小さな困りごとを助けてくれる気がする。そういうのってなんだか素敵で、とてもふくよかな社会に思えるのだ。――「まえがき」より。

 

著者情報

青山ゆみこ(あおやま・ゆみこ)

フリーランスのエディター/ライター。1971年神戸市生まれ。月刊誌副編集長などを経て独立。単行本の編集・構成、雑誌の対談やインタビューなどを中心に活動し、市井の人から、芸人や研究者、作家など幅広い層で1000人超の言葉に耳を傾けてきた。著書に、ホスピスの「食のケア」を取材した『人生最後のご馳走』(幻冬舎文庫)。

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読者の声

(第7章を読んで)
現在から自分の過去を見渡せば、反省することだらけ。足りなかった自分も、社会が進んでいる証だとしたらいいな。これからも反省しまくろうと思う。
――後藤正文さん・ミュージシャン

(第6章を読んで)
青山さんの文章のように正直な、誠実なことばにふれることは、助けであり、救いです。
―― 牟田都子さん・校正者

(第7章を読んで)
青山さんが自分自身に向けた切っ先は、私の喉元にも向けられています。いや、この課題に部外者はいません。すべてが当事者。
――釈徹宗さん・僧侶/宗教学者

やな時代のやな社会に生きている。漠然と残念におもってる。青山さんは一歩をぐっと泥沼に突っ込んでくる。「こんな風に汚れるけど、洗えば落ちるよ」と傍観者たちを動かす。そして対話のテーブルを用意する。着席しよう、ほんのちょっと当事者になって。
――花本武さん・BOOKSルーエ

個人的にいうと、最後のあとがきが一番じくじくしました。もう誰にとっても他人事ではないのではと感じました。
――佐伯敦子さん・有隣堂書店 藤沢店

高校生の時、自分自身が「当事者」になったことがある。異変に気づいた母が、泣きじゃくる私をハグしてくれた。決して仲良し親子ではないし、後にも先にもそんなことは二度とないのだが、今にして思えば、あの時のハグに救われた自分がいた。この本は、青山ゆみこさんから私たちへのハグだ。とてもあたたかな。そんなハグができる人が、ひとりでもふたりでも、増えるといい。
――小倉みゆきさん・スロウな本屋

たくさん線を引きました。たくさん引きすぎて、「このことばが!」と書き連ねることができないくらいの量です。(略)線を引いた箇所が増えるたびに私自身が私に一歩踏み入れられる「ほんのちょっと当事者」になれたのではないかと思います。
ちょっとだけ視野の広がった私は、これから世界をまた違った景色で捉えることができると思うのです。
――横田かおりさん・本の森セルバ BRANCH岡山店

いやぁ、めちゃおもしろい。ユーモアあり、シリアスあり、社会考察あり。これぞ関西人の諧謔と韜晦です。平明・的確な文とあいまって、ほんと巧いですね。まさにストライクでした。タイトルも秀逸。ひさびさに楽しいエッセイを読みました。
――黒川博行さん・作家

*ご感想をいただいた順に掲載しています。

目次

まえがき
第1章 暗い夜道と銀行カードローンにご用心
第2章 「聞こえる」と「聞こえない」のあいだ
第3章 奪われた言葉
第4章 あなたの家族が経験したかもしれない性暴力について
第5章 父の介護と母の看取り。「終末期鎮静」という選択
第6章 哀しき「おねしょ」の思い込み
第7章 わたしは「変わる」ことができるのか
第8章 わたしのトホホな「働き方改革」
第9章 父のすててこ
いささか長いあとがきのようなもの

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