シリーズ22世紀を生きる第一弾!
人は、こういうふうに生きていくこともできる。
バッキ―井上=
画家、踊り子、"ひとり電通"を経て、現在、漬物屋、居酒屋の店主、酒場ライター。(自称、スパイ・忍び・手練れ)
日本初の酒場ライター、バッキー井上(54歳)、語り下ろしによる初の自伝的エッセイ。「事実は小説よりも奇なり」という言葉がピッタリな「抱腹絶倒の半 生」から滲み出る独特の感性と語りが読者を魅了してやまない。映画・漫画・小説をしのぐバッキーワールドをぜひお楽しみください!
【行きがかりじょう】
自分が選択をして、現れるものと向き合い、すべてポジティブに反応すること。
シアワセになるための基本的な心構えであり、ゴキゲンへの道しるべであり、優れた戦法でもある。
「街で生きる」知恵と極意が詰まった、バッキ―井上・名言より
大海の魚は同じ顔をしてる。磯辺の生き物は違う。
おいしいもんばっかり探している人は、出発時点から負け戦。
「必要なものだけ生き残れる」だったら、俺は生き残れなかった。
「結果」って、自分で勝手に決めてるだけで、全部、「つづく」やな。
安いのを買ったほうが得というけど、それをしてたらアホになる。
求めたらあかんわねぇ。求め過ぎたら。
・・・etc.
本書について
第一夜
1 傷だらけのバッキー
2 水道屋の「サタデー・ナイト・フィーバー」
第二夜
3 ワンピースを着た画家
4 ひとり電通~「アップル以外の仕事はしません」
5 “ひとり電通”の終わり
第三夜
6 37歳、漬物屋への転身
7 ヘンコ・マスターになるな!
第四夜
8 「バッキー井上」の誕生
9 酒場ライターへの道
第五夜
10 小説家だった
11 居酒屋・百練は行きがかりじょう、こうなった
12 酒場を「書く」奥義
第六夜
13 磯辺の生き物として
14 かっこええ生き物として
15 バーに行こう
エピローグ 戦いはこれからだ。
あとがき