自宅で楽しむ 週末邦画劇場

自宅で楽しむ 週末邦画劇場

春日太一
  • 定価 1,600 円+税
  • 判型A6判並製
  • 頁数272 ページ
  • 発刊2026年01月21日
  • ISBN9784911226285
  • Cコード0095
  • 装丁寄藤文平(文平銀座)+三浦裕一朗(文々研)

本の詳細

*** 1/16(金)リアル書店先行発売! ***

こんどの休み、何観よう? とはもう言わせない!

配信やDVDで必ず観賞できる
たった1760円で55作品見つかる!

<紹介作品>
・仲代達矢をスターにした日本映画屈指の大作――『人間の條件』
・真田広之、二〇二四年エミー賞受賞までの道のり――『助太刀屋助六』
・時代劇=ワンパターンではない――『隠し砦の三悪人』
・深作欣二×菅原文太、仁義なき戦い以上に暴れる――『人斬り与太 狂犬三兄弟』
・高倉健のセリフを拾う現場の凄技――『居酒屋兆治』 
・ヘタレやくざの処世術に学ぶ――『実録外伝 大阪電撃作戦』
・「お色気」に囚われると誤解する、女忍者の戦う姿――『くノ一忍法』
・リア充たちを血祭りに上げる――『仁義の墓場』 
・これが日本の「マッドマックス」だ!――『暴走パニック 大激突』 
・山田洋次は橋本忍のDNAを継ぐ――『霧の旗』
・4Kで観る黒澤作品、初めて気づいた仲代の繊細な表情――『乱』
など

 

目次

1 春日流、邦画の楽しみ方 2 男惚れした男たち 3 戦後邦画史を象徴する作品 4 やくざ映画でしか救われない魂 5 戦う女性たち 6 戦争を描く 7 名作に名スタッフあり 8 仄暗い青春に捧ぐ 9 ザ・名匠 10 あの監督・脚本家の秘作 11 ぶっとんだストーリー! マッドな奴らが大暴れ 12 今、蘇る傑作

著者情報

著: 春日太一(カスガタイチ)

映画史・時代劇研究家。1977年東京都生まれ。日本大学大学院博士後期課程修了。映画界を彩った俳優とスタッフたちのインタビューをライフワークにしている。著書に『時代劇聖地巡礼』『時代劇聖地巡礼 関西ディープ編』(ミシマ社)、『天才 勝新太郎』(文春新書)、『ドラマ「鬼平犯科帳」ができるまで』(文春文庫)、『すべての道は役者に通ず』(小学館)、『時代劇は死なず! 完全版』(河出文庫)、『大河ドラマの黄金時代』(NHK出版新書)、『忠臣蔵入門 映像で読み解く物語の魅力』(角川新書)など多数。『鬼の筆――戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』(文藝春秋)で第55回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。