本の詳細
「ずっと同じ人が前にいたら楽しくないだろ。だったら逆行すりゃいいだけだよ」
『R25』『TRANSIT』など、デザイン界にインパクトを与え続けている「発明家」尾原史和。
その唯一無二のデザイン・ものづくりには、いかなる思想が宿っているのか?
「俺が歩みを合わせてきたのは人類史に残る哲学者と芸術家だけ」と言い切る男が、初めて自らの仕事観・人生観を語る。
地図だけ持って上京してきた怒涛の半生を、興奮の文体でつづったリアル青春記。
【書店員の方々の声】
この本には火傷するような力がある。
これを単なる紙の束とするか、それとも人生を変える一冊とするかは、読むものの「思想」次第だと思う。
心して爆発するパワーを体感してもらいたい。
(三省堂書店 内田剛氏)
なんてロックな方なんでしょう!
型破りな人生と、仕事への情熱をたぎらせた著者のようなデザイナーが日本にもっといれば、日本はもっと面白くなるにちがいない。
(青山ブックセンター丸ビル店 萩野谷浩明氏)
同じことをやっていてはいずれ行き詰まる。すでにパラダイムシフトは起こっている。
作者に「小さくまとまらず、人生に責任を持って独り立ちしたらどうなんだ!」と力強く励まされた気持ちになりスッキリしました。
(紀伊國屋書店新宿南店 松田英子氏)
【「逆行」とは・・・】
自然の法則や時の動きと反対の方向に進むこと。
(一般的な辞書の解釈)
誰もそっちに向かってなくても、自分の感覚の示す方向に進むこと。結果的に、時代をつくることもある。
(本書での解釈)