「ちいさな総合出版社」として一冊入魂の出版活動をつづけていくために。次の世代へ紙の本をつないでいくために。ミシマ社サポーターは私たちの出版活動全般をを応援してくださる方々です。
はじめまして、の方も、おひさしぶりです、あるいは、毎年ありがとうございます、の方も、あらためまして、こんにちは。今日は、おりいってお願いがあり、この文章を記しております。
私たちミシマ社は、「ちいさな総合出版社」として、一冊入魂ーー「おもしろい」をつくり、届けるーーを創業以来、18年つづけてまいりました。政治や経済の状況に振り回されることなく、自分たちの出版活動に専念する。それが可能なのは、2013年から始めたサポーター制あってこそです。
挙げ出せばキリがありませんが、この十数年の間、次の三つのことを積極的におこなってきました。
1)出版の世界を志す若い人たちへの門戸をひらく
2)紙の本がもつ可能性を形にする、伝える
3)本屋という場がありつづけるための動きをとる
一つ目は、新卒メンバーや他業界からの採用をおこなってきました。
二つ目は、紙でしか伝わらないことがまだまだいっぱいある! という思いのもと、出版活動をしています。そうした思いが、「コーヒーと一冊」シリーズ、雑誌「ちゃぶ台」、「ちいさいミシマ社」レーベル立ち上げなどに結実。また、『RITA MAGAZINE』というムックや学術ジャーナルとも異なる、新たなスタイルの雑誌が誕生。他社で絶版となっていた本の復刊(『なんといふ空』(最相葉月・著))も初めておこない、過去の出版人から次世代へ「継ぐ」動きを取りました。
三つ目は、「本を届けたい」というささやかな思いで、ちいさな規模から本屋さんを始めることができるプロジェクトを積極的に進めています。弊社も協力している、書店と出版社をつなぐサイト「一冊!取引所」(クラウド型受発注プラットフォーム)には、1800書店が参加くださっています。そのうち、約900店が取次(専門の卸業)との口座をもたない小売店です。本屋のない町に「本がある」場を作る動きが着実に広がっています。(こうした活動は、韓国でも少しずつですが、認知いただいています。→朝鮮日報 2024年7月13日)
思いを込めて本をつくり、書店へ、読者へお届けするーー。ミシマ社は、こうした一冊入魂の出版活動をこれからもつづけてまいります。同時に、自分たちの活動にととまらず、紙の本を取り巻く世界が少しでも未来へいい形でつながっていけるよう、尽力いたします。
こうした活動をさらに充実、継続していくために、サポーターの皆さまのお力添えを切に望んでおります。
何卒よろしくお願い申し上げます。
2024年12月吉日
ミシマ社 三島邦弘
一年間、ミシマ社の出版活動をサポートいただきます。年度ごとの更新で、サポート期間中はミシマ社から毎月ささやかな贈り物(下記参照)をお届けいたします。
【サポート期間】2025年4月1日~2026年3月31日
【募集期間】2024年12月1日~(年度途中でお申し込みいただいた方には、それ以前のサポーター特典はさかのぼって全てお贈りいたします。)
★2025年3月10日(月)までにお申し込みいただいた方には、ミシマ社サポーター限定カレンダー(※4月始まり)をプレゼント!
下記の三種類からお選びください。サポーター特典は、2025年4月から毎月、1年間お届けいたします(特典の内容は変更になる場合もございます。ご了承くださいませ)。
昨年(2024年度)の特典はこんな感じでした!
毎月お送りするサポーター新聞は、毎号用紙や、印刷・折り方などの加工を変え、「紙」の印刷物の可能性を探っています。
サポーター費のお支払いの方法によって、お申し込み方法が変わります。以下よりお選びください。
ミシマ社の本屋さんショップ(ミシマ社公式オンラインショップ)にてお申込みくださいませ。
下のボタンから、お申し込みフォームに必要事項をご記入のうえ、お手続きください。
後日、ミシマ社から払込用紙をお送りいたします。
メール:supporters@mishimasha.com
(件名「2025サポーター申込み」にてお願いいたします)
ミシマ社 京都オフィス
TEL:075-746-3438 / FAX:075-746-3439