自由が丘の原点回帰の出版社、株式会社ミシマ社

本のご紹介

現代の超克

現代の超克本当の「読む」を取り戻す

中島岳志・若松英輔(著)

1800円+税

刷り:2刷
判型:四六版並製
頁数:248ページ
装丁:矢萩多聞
発刊:2014年8月22日
ISBN:978-4-903908-54-0 C0095

  • POP情報はこちらから
  • ご購入はこちらから
  •  
  • Amazon
  • 版元ドットコム
  • 紀伊國屋書店
  •         

内容

現代日本の混迷を救うため、
気鋭の政治哲学者、批評家の二人が挑んだ、全身全霊の対話。

柳宗悦、ガンディー、小林秀雄、福田恆存、『近代の超克』...
今こそ、名著の声を聴け!

この本をめぐる私たちの対話から浮かび上がってきたのは、神の問題、霊性、科学や歴史の問題という、日本人が近代に置き去りにしてきてしまったものたちでした。そしてそれらは、iPSの技術や原発の問題など現代的なさまざまな問題と、分かちがたく結びついています。近代を「読む」とは、置き去りにしてきたことをもう一度捉え直すことであり、そこを読み解くことができなければ、現代的な問題を解くこともまたできないのです。
――プロローグより――

本書で「読む」主な本
『南無阿弥陀仏』『新編 美の法門』(柳宗悦)
『ガンディー 獄中からの手紙』(ガンディー)
『モオツァルト・無常という事』(小林秀雄)
『人間・この劇的なるもの』(福田恆存)
『近代の超克』(河上徹太郎、西谷啓治、鈴木成高、吉満義彦ほか)

著者情報

中島岳志・若松英輔(なかじま・たけし、わかまつ・えいすけ)

中島岳志(なかじま・たけし)
1975年、大阪府生まれ。北海道大学大学院法学研究科准教授。大阪外国語大学でヒンディー語を専攻。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。専門は南アジア地域研究、近代思想史。著書に、『中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義』(白水社、大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞)、『秋葉原事件―加藤智大の軌跡』(朝日文庫)、『血盟団事件』(文藝春秋)、『アジア主義 ―その先の近代へ』(潮出版社)等多数。

若松英輔(わかまつ・えいすけ)
1968年、新潟県生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。批評家、思想家。「越知保夫とその時代」で第14回三田文学新人賞受賞。著書に、『井筒俊彦―叡知の哲学』( 慶應義塾大学出版会)、『魂にふれる―大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『岡倉天心「茶の本」を読む』(岩波現代文庫)、『涙のしずくに洗われて咲きいづるもの』『君の悲しみが美しいから僕は手紙を書いた』(以上、河出書房新社)等多数。

ミシマガ情報

「本のこぼれ話」にて本書に使われた紙、「ヴァンヌーボ」ができる過程をレポートした「『現代の超克』ができるまで」をお届けしています!


ミシマガでは中島先生に渾身のインタビュー!「政治が過剰な時代に 中島岳志先生インタビュー」(全3回)

目次

プロローグ
第一章 民衆と美 柳宗悦『南無阿弥陀仏』『美の法門』を読む
 民衆と「ことば」
 民の力
 美と宗教、そして政治
 個であることと伝統

第二章 近代と政治 ~『ガンディー 獄中からの手紙』を読む~
 ダルマとトポス
 愛と罪
 死者のデモクラシー
 積極的な受け身

第三章 「死者」を生きる ~小林秀雄と福田恆存を読む~
 W『モオツァルト・無常という事』
 N『人間・この劇的なるもの』
 N・W「死者」を生きる

第四章 近代の問い 〜『近代の超克』を読む〜
 神の問題
 霊性の問題
 科学の問題
 歴史の問題

あとがき

同著者の関連本

    同著者の関連はまだございません

同ジャンルの関連本

コンテンツ一覧

  • ミシマ社の本屋さんショップ
  • ミシマ社公式Twitter
  • 代表三島邦弘のTwitter
  • ミシマ社公式Facebook
  •