数学の贈り物
4刷

数学の贈り物

森田真生
  • 定価 1,600 円+税
  • 判型B6判変形上製
  • 頁数160 ページ
  • 発刊2019年03月20日
  • ISBN9784909394194
  • Cコード0095
  • 装丁寄藤文平+鈴木千佳子
取扱書店 一冊!取引所

本の詳細

いま(present)、この儚さとこの豊かさ。 独立研究者として、子の親として、一人の人間として  ひとつの生命体が渾身で放った、清冽なる19篇。著者初の随筆集。 目の前の何気ない事物を、あることもないこともできた偶然として発見するとき、人は驚きとともに「ありがたい」と感じる。「いま(present)」が、あるがままで「贈り物(present)」だと実感するのは、このような瞬間である。――本書より 『数学する身体』(新潮社、第15回小林秀雄賞受賞)の著者による待望の2冊目がここに誕生――。

目次

――偶然の贈り物 I  捨身  風鈴  身軽  白紙  不一不二 II  君が動くたび  意味  まっすぐ  切断  reason  情緒 III  変身  いまいる場所で  胡蝶  かぞえる IV  パリ  母語  探求  現在 ――あとがき

著者情報

著: 森田真生(モリタマサオ)

1985年、東京都生まれ。独立研究者。東京大学理学部数学科を卒業後、独立。現在は京都に拠点を構え、在野で研究活動を続ける傍ら、国内外で「数学の演奏会」や「数学ブックトーク」など、ライブ活動を行っている。著書に『数学する身体』(新潮社、第15回小林秀雄賞受賞)、『アリになった数学者』(福音館書店)、編著に岡潔著『数学する人生』(新潮社)がある。

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