言葉はこうして生き残った
2刷

言葉はこうして生き残った

河野通和
  • 定価 2,400 円+税
  • 判型四六判並製
  • 頁数360 ページ
  • 発刊2017年01月28日
  • ISBN9784903908892
  • Cコード0095
  • 装丁寄藤文平+窪田実梨(文平銀座)
取扱書店 一冊!取引所

本の詳細

いつの時代も、光は言葉にある。 膨大な書籍群の中に飛び込み、6年半かけて発見しつづけた、次代へつなげたい知と魂! 中央公論社で約30年、その後、新潮社で6年あまり。 出版文化の本流のなかで、編集者として、錚々たる著者陣、先輩編集者、 デザイナー、文化人たちとの仕事と交流を重ねてきた著者が紐解く、「言葉」の近現代。 明治草創期に起こった出版という大河が、ここに! 300超のメルマガから厳選した、必読の37本を待望の書籍化。

目次

第1章 言葉はこうして生き残った 第2章 あらためて、書物とは何か 第3章 出版草創期の人びと 第4章 作家の死、一時代の終わり 第5章 先達の「生」を生きる 第6章 言葉の受難を乗り越えて 第7章 生命はこうしてつづきゆく

著者情報

著: 河野通和(コウノミチカズ)

1953年、岡山市生まれ。東京大学文学部卒。 1978年、中央公論社(現・中央公論新社)入社。 主として雑誌編集畑を歩み、雑誌「婦人公論」(1997-2000年)、「中央公論」(2001-2004年)の編集長を歴任。 2008年6月、取締役雑誌編集局長兼広告総括部長を最後に、中央公論新社を退社。 2009年1月、日本ビジネスプレス特別編集顧問に就任。 2010年6月、新潮社に入社し、雑誌「考える人」編集長を務める。