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【7月も開催!】木村俊介さんオンライン講座「取材入門」開催のお知らせ

2020.05.28更新

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ご好評をいただいた5月の木村俊介さんのオンライン講座「本を読むということ」。

6月と7月にも、木村さんの講座を開講できることとなりました!

 

これまで1000人以上にインタビューをされてきた木村俊介さんは、今の新型コロナの影響下、対面での取材が難しい状況で、「取材」をどう捉え、どうしていこうとされているのか。

 

本講座では、そのノウハウを解説いただくとともに、実際にオンライン通話でのインタビュー取材の実践も試みていただく予定です。そしてそのインタビューの内容は、『平熱の人々』(あるいは『普通の人々』)というタイトルの書籍に収録される予定もあり、受講者の皆さまには、その本づくりの一部に立ち会っていただくことにもなります。

 

木村俊介さんの取材に同席するというまたとない機会。

取材を仕事にしている方、したいと思っている方はもちろん、まったくそうではない方も、書籍などを通して目にしている記事がどういった取材のうえで生まれているのか、またオンライン取材からの本づくりの行方がどうなるのか、ぜひ体験いただけたらと思います。

 

※こちらの講座はオンライン配信イベントとなります。

※本講座は進行の際、参加者の方のお顔が見えることはございませんので、ご安心くださいませ。

※オンライン配信イベントの参加方法の詳細はこちら

 

 

イベント開催にあたって 木村俊介さんより

 

出版社であるミシマ社の皆さんと私が5月におこなった、本にまつわる連続講座では、「今だからこそ露呈したとも言えるが、実際には、非常事態になる前から続いていたかもしれない」という世の中の画一化への大きな流れについても、自然と触れることになりました。

聞いてくださる方々が、週1回集まる落ち着いた居場所みたいにしてくつろいでいただいていたことも、とても嬉しかったです。

 

そんなふうに、「身近でずっと見つめてきた物事を話すからこそ、現在進行形で抱えた問題を解きほぐすことにもなれば」という意図はそのままにして、6月からは、ミシマ社の皆さんと私にとっての専門領域である「取材」や「インタビュー」の方法や可能性を話すことにしました。

 

「知ることは仲間になること」という考え方があります。良くも悪くも、ある事実や考え方を知れば特定の視点を身につけることになるみたいな意味です。知ることは、大切でもあり怖いものでもあると思って、私なりに、この観点をずっと重視してきました。

また、インタビューの仕事をしてきた中では、よく、「取材というものは、1回目には何かと失敗しやすいけれど、次にそれに近い状況が来た2回目には、現実を納得の行くように理解できていった気がする」とも感じてきたものです。

 

何かを知ることは、大切だが、怖い。そして、取材では大抵、間違えた次の機会にこそ、大きな実りがある。

取材者としてそんな実感を持ってきた中で、この時期に伝えられることがあるとすれば、インタビューの「間違いながら前に進むという方法の可能性」なのだと思っているのです。

 

同時に、講座という場でこそ、一緒に体験できることもあるだろうと考えています。

 

私自身には、例えば、東日本大震災の後などには、「非常時に必要な情報を取ってくる(もちろん、それも大切なのですが)」ばかりではない取材もあるんじゃないかと思いながらも、なかなかできずにいた経験がありました。

当時はできずにいた「別のやり方での取材」にしても、時を経た今なら、否応なく押し寄せて来る大きな潮流についての、いわば「高熱の言葉」のような情報ばかりでなく、非常時にこそ改めて、足もとや日常を考え直す、「平熱の言葉」を聞かせていただくインタビューの連作だって、できるのでは……といった、それこそ「2回目にそれに近い状況に遭遇した時」の発想が生まれてきているわけです。

 

そんな意図から、講座の中では、私による『平熱の人々』とも言えるノンフィクションへ繫がるインタビューも、リアルタイムでおこなおうと考えているところです。ぜひ、いらしてくださいませ!

 

 

オンライン配信日時

※すべて火曜日夜19時~21時の開催(15分の休憩を含む)です。


6月 ①9日、②16日、③23日、④30日
 

7月 ①7日、②14日、③21日、④28日

 

 


※両月とも、②と③の回に、オンライン通話でのインタビュー実践を行う予定です。

※6月のみ、または7月のみの受講も可能です。

※一部の回へのリアルタイムでの参加が難しい方は、後日に、その分を録画動画にて受講いただくこともできます。ご希望の方は備考欄にてお知らせください。

※受講者の方には、後日、期間限定で、講義の動画を視聴いただけます。

 

 

オンライン講座チケットのご購入(定員80名)

 

下記をクリックして、チケットをご購入ください。

 

● 木村俊介さん「取材入門・6月と7月セット」オンラインチケット(全8回分 10,000円+税)


● 木村俊介さん「取材入門・7月」オンラインチケット(全4回分 6,000円+税)


※ チケットをご購入いただくと、チケットPDFをダウンロードできるようになりますので、ダウンロードをお願いいたします。PDFに記載のあるURLより、「ウェビナー登録」をすると、講座にご参加いただけます。

※ オンライン配信をご覧いただくには、インターネット環境が必要です。

※ やむを得ない事情によりライブ配信ができなかった場合、ご返金いたします。

 

 

出演者プロフィール

 

 

 

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木村俊介(きむら・しゅんすけ)

インタビュアー。1977年、東京都生まれ。著書に『善き書店員』『インタビュー』(ミシマ社)、聞き書きに『バンド』(クリープハイプ/ミシマ社)『調理場という戦場』(斉須政雄/幻冬舎文庫)、『デザインの仕事』(寄藤文平/講談社)などがある。

オンラインイベント開催にあたっての言葉

待っている人のもとへ確かな言葉をーー原点回帰の出版活動
 
新型コロナウイルス感染拡大の危険がつづく日々、いかがお過ごしでしょうか?
なかなか先が見えませんが、
私たちの書籍や出版活動が少しでも皆さまの日常に彩りを添えるものであれば、これほど嬉しいことはありません。
そういう思いもあり、このたび、ミシマ社ライブ(通称 MSLive!)というオンライン・イベントを積極的に企画・
開催していくことを決めました。
決め手は、オンラインで開催した二つのイベント「この日の学校」
(4/19)、「パンデミックを生きる構え」(4/25)でした。
参加者の方々から、「開催してくれてありがとう!」といった溢れる思いが詰まった声を多数いただきました。
情報が錯綜するなか、こうした確かな声を欲していた、
いう声もありました。
そうか、そういうことか!
私のなかで、その瞬間、「これぞ出版の原点回帰だ」
と思えたのです。
待っている人のもとへ、確かな言葉を届ける。
思えば、ミシマ社の本はすべて、「生き物」
のような生命力の高い本でありたい。そう願ってきたわけですが、両イベントの言葉は文字通り、その瞬間生成された生きた言葉でした。それを、空間的縛りを超えて「一人」のもとへお届けする。これぞ、出版活動の原点、出版メディアとして果たすべき仕事ではないか。大きな気づきとなって、そのように感じた次第です。
今後、私たちが時間をかけて関係を築いてきた確かな方々と、
確かな言葉を、MSLive! でお届けしていければと考えております。
ぜひご参加いただけましたら幸いです。

ミシマ社 三島邦弘

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