2012,11,27, Tuesday
関東も日差しはあるものの、北風ピーピュー、寒い日ですね。
きょうは読者の方からのお便りを紹介させていただきます。 『はやくはやくっていわないで』に寄せられたお便りより ![]() 題名をみただけで強い衝撃を受けました。 子育ての頃(小学生低学年)長女が わたしのお母さんの言葉の前には必ず早くがつきます という作文を書いていたこと…ショックの上に、 こどもは親の言動をよく見て聞いているのだと 自分自身には気が付いていなかったことが 今さらの反省です。 何に焦っていたのか…? ![]() 小6の息子は少しだけ発達におくれがあります。 「少しだけ」なので「少しだけ」がんばれば 普通にできるのではと思い (普通って何?と今は思いますが) いつもがんばらせていました。 この絵本の船が息子の姿に見えて、 涙がボロボロ出てしまいました。 待っていてあげようと思いました。 忘れないように時々この本を見ようと思いました。 ![]() 赤ちゃんが生まれてひどい赤ちゃん返りをしている お兄ちゃん。 ママはつい 「早く!グズグズしない!」 と叱ってしまいます、 こどもたちの寝顔を見るたび、 後悔と反省を繰り返しています。 お兄ちゃんの気持ちを代弁しているかのような この絵本。 プレゼントしたら大喜び! 毎日、何度も「読んで!」とおねだりします。 この話を読んだ後は、こどももママも素直になれます。 この作品に出会えて本当に良かった。 どのお葉書にも、そうだなぁ、ほんとうにそうだなぁ! と頷かされます。 公共の場所ではいつ騒ぎ出すか冷や冷やさせられるうえに、 ゆった~りとしたこども時間にまいにちつきあっていると、 どうしてもおとな時間に合わせてほしい…と、 無意識で、早くしなさい!と言ってしまいがち。 ついついせかしてしまうことってあります。 けれどもこどもはこどもでまいにち一所懸命 いろいろなことを学んでいるのですよね。 わたしたちもこどもだったころ、 きっと両親や周りのおとなが待っていてくれたのだと 思うとき、やはりこどもには、なるべくこども時間で それぞれのスピードで、のびやかに生きてほしいと 思います。 益田ミリさんと平澤一平さんのすてきなすてきな絵本、 クリスマスの贈り物にいかがでしょうか。 さて11月ももうすぐおしまい。 11月にお誕生日だった方、 お誕生月おめでとうございます ![]() |
