2009,07,30, Thursday
今日も朝から暑いですが、みなさまいかがおすごしですか?
最近読者葉書が届く中で既刊本のお葉書も多いことが、 とてもうれしい私たちです。 いくつかご紹介いたします。 ![]() 嬉しい気持ちになりました。と、同時に、早くしなくちゃ!!と。 文系でも女性でも学生でも、わかりやすくスムーズに 読み進められるのがいいですね。 日本が、日本人が、リーダーシップを発揮して世界を変えて いこうよ!って本気で思いました。 ![]() 文明論として明確な方向を示していただいたことに 勇気100倍です。 さらに一人でも多くの人々に共有できることを、心からご期待 申し上げます。 文体の提案は素晴らしい! ![]() 久しぶりに爽快な教育論に出会いました。 教育の本質が「外部」との通路を開くということだという指摘に 深く深く頷いて、我が意を得た思いです。 ![]() この本を読んでひとつ気づいたことは、自分も 「世の中を変えたがっている」ってことです。 その感情は、日々の生活とか、立場とかで心の奥のほうに 押し込められていたのだと思います。 「何かしたいな」と考えながら、周りの空間を見つめれば 新しい発見があるのかもしれない。 これからの自分に期待を持たせてくれるエネルギッシュな一冊 でした。 みなさま、いつも、ありがとうございます!! 7月ももうすぐ終わり。 子供はまだまだ夏休み。 今も外で子供が、恐らく自作の歌を声を張り上げて歌っています。 ![]() こわいこーわいー(キャハハハハ!!!) ![]() なんだ、その歌は。でも楽しそう、伸びやかでいいなぁ。 みなさま、ステキな夏を。 おまけ ![]() 旅のお土産にいただいた、マトリョーシカ。 何組か我が家にいますが、こんな頭の形のひとたちは、初めて!! |
2009,07,24, Friday
いつもお世話になっている、
紀伊國屋書店北千住丸井店さん。 このお店の岡田店長に、讀賣新聞のウェブサイト 「本よみうり堂」の「書店員のオススメ読書日記」にて、 松本健一先生の『海岸線の歴史』を紹介していただいているとのこと ![]() 早速拝読。 日本の海岸線はべらぼうに長い。 ただ長いだけでなく、白砂青松あり岩礁あり、豊かな表情を見せる。 そこから水産物に多様性が生まれ、航海術にも影響を及ぼし、 時代に応じて港の優劣が決まった。 海岸は日本のナショナル・アイデンティティをすら醸成する、という。 この本はまず、どこの棚に収めるべきか迷う。 文化史でもあり、自然史でもあり、エッセイでもあれば日本論でもある。 どうすればお客様がすんなりと手に取ってくれるだろうか? どこか1ヶ所にとなると棚の担当者、 ひいては店の考え方・ものの見方に大きく左右されることだろう。 そして既存の分野の際にあるこのような ―タイトルからして「際」を主張するような― 本は、内容が気になってしまう。 書名から置くべき棚を判別できなければ、中を読んで判断するしかないから。 と、仕事にかこつけているようで、 こうした未踏の地に踏み込むような読書がいちばん幸福であったりします。 岡田店長、ありがとうございます。 ミシマ社の本は、どこに置いたらよいのか迷うという本屋さんからの ご意見、実はよくあります。 それを岡田店長のように、読んで棚を考え、お客様に届けていただけることは 本当にありがたいことだなと思います。 昨日、三省堂書店成城店の内田店長と電話でお話をしていました。 「ぼくの中で『海岸線の歴史』は、今年の人文書のベスト3に入っています。 本当に、すばらしい本ですね」 という言葉をいただきました ![]() たくさんの本の海の中で、光る本であること。 本屋さんの、こういったお声、読者葉書からのお声を力に、 がんばらねば。 ![]() ありがたいことに最近、読者葉書が益々増えております。 本当に少しずつ、ゆっくりで申し訳がないことですが、 毎日、林とお返事書いております。 いつも本当にありがとうございます ![]() |
