自由が丘のほがらかな出版社

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健兄
嵐のすぎた後、ぐずついたお天気が続いていますね。降ったり止んだりで、洗濯物から目が離せません。
さて今回は、前回の最後に少し触れていた、ミシマ社に起きた仰天リエピソードについて書こうと思います。
ある日書いていた読者葉書のお礼の中に、広島県で広島焼き製造業を営んでいる中川健さんという方がいらっしゃいました。私はお礼を書きつつも、いつか広島へ行ったら、本場の広島焼きを食べてみたい、なんてことも書きました。
その二日後のこと。ミシマ社に、中川健さんから、「広島焼き食べたい、にお答えして、私の手作りの広島焼きをお送りいたしました。」とのメールが。
「なんですって?!!」
ミシマ社騒然。
イジキタナイ私の訴えかけのおかげで、広島焼きを送る羽目になった中川さんのことを思うと、申し訳なさでいっぱいになったのですが、実は同時に感動もしておりました。お礼の手紙を書いただけの小さなこの出版社に、まさか広島焼きを送ってくださる方がいるなんて・・・。
すぐさまメールで、お礼と、お代についての質問をお送りすると、「お代は結構です。」とのこと・・・。そんなやり取りをしているうち、中川さんのあまりの気風の良さ、清々しいお心に、勝手に健兄と呼び始めてしまいました。
そして数日後。オリジナルの可愛らしい箱で、瞬間冷凍パックで全国発送もしているという、健兄の広島焼きが届きました。



(箱を開けば・・・)



そこに居合わせた皆は、叫んだり、飛び跳ねたり、嬉しすぎて何度も笑ってしまったり、各々が自由に喜びを発散しておりました。女子スタッフ二人で「仔ぐま」の店員さんのフリをしながら、楽しく温めて早速いただいたのですが、これが本当に、本当に美味しかったのです!!



健兄は毎日、お店分以外の発送用、卸しているデパート用も、一枚一枚自ら焼いていらっしゃるのだとか。お店は「仔ぐま」といって、広島県の楽々園という駅にあり、健兄は2代目。創業者は、71歳になられるお母様だそうで、今も週に2日はお店に立たれ、健兄もかなわぬという美味しい広島焼きを焼き続けていらっしゃるそうです。
素敵。
お近くの方は、是非「仔ぐま」へ足を運んでみてください。手作りの、懐かしいような、本当に優しいお味がします。遠い方でも、冷凍パックで全国発送もしているそうです。
そして何と、この10月2日〜8日の間、銀座三越地下での催事に、健兄が「仔ぐま」の看板を背負って広島焼きを焼きにいらっしゃるのだとか!!ミシマ社は勿論、健兄にご挨拶へ参るつもりで予定を立てております。
こちらのほんのお礼の手紙によって、粋で温かい健兄と出会うことが出来て、本当に幸せに思いました。そして何より、あたりまえのことだけれど、読者様へ気持ちの向いている、心の通った出版社でありたいものだと、皆で再確認したのでした。
「ほんま、ちょっとこれは、感動するなぁ・・・」
一言一言かみ締めるようにゆっくりと、健兄の広島焼きをいただきながら三島がボソッと呟いたとき、私も嬉しくて、ちょっと泣きそうになりました。見たこともない人の気持ちさえ幸せで満たす人、健兄から届いた、幸せな広島焼きのお話でした。

仕掛け屋日記::木村編 | 12:00 AM | comments (0) | trackback (0) |








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