自由が丘のほがらかな出版社
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    今は今しかない
    齋藤孝先生の『貧乏のススメ』おかげさまで好評です。
    重版もでき、追加のご注文もたくさんいただき、ありがとうございます四葉

    この営業中、流山おおたかの森の紀伊國屋さんで、
    8面くらいに展開されていた書籍が目にとまりました。

    『金賞よりも大切なこと―コンクール常勝校 
     市立柏高等学校吹奏楽部 強さの秘密』
     山崎正彦著(スタイルノート)

    千葉の高校生の吹奏楽部員で、この学校を知らない人はいないと思います。
    全国大会常連校、地元柏でも精力的な演奏活動、
    世界中に招待されて演奏旅行をする吹奏楽部のある高校です。

    完全にわたくしごとですが、わたしも千葉のある高校で、
    吹奏楽部に所属していました。
    本当にのんびりした、大会など気にしないような中学校から、
    いきなり関東常連高校に入学したわたしは、楽器がへたで、
    200人を超える部員の中で、聞きなれないドイツ語読みのスケール練習、
    和音の解釈、合奏時の容赦ないピッチの正され方、熾烈なレギュラー争いに
    おっかなびっくりの毎日でした。

    あるとき、顧問の先生同士が仲良しで、この市立柏高校へ、
    合同練習をさせてもらいに行ったことがありました。

    関東大会で、いつもわたしたちの高校の前に立ちはだかる
    市立柏高校、通称「いちかし」とは、
    何が違うんだろうと真剣に思っていたものです。

    練習に行って、一緒に合奏をして、
    迷いのない、逃げることのない束になった音に包まれて、
    本当にすごいな!!と、ただただ鳥肌が立ったのを覚えています。
    それだけではなく、行動全ての素早さと心の遣い方、
    一瞬ごとの真剣さに驚きました。

    本を読んで、10数ページで、敵わなかった理由が見えて、
    読み進むうちに、同じようなことをして笑ったり泣いたりしていたので
    わたしたちもまた、あの頃とても大切なものを手にしていたのだと
    さまざまなことを思い出して感謝しました。

    今もあの頃と変わらずトップを走り守り続ける「いちかし」現役の生徒さんと
    石田先生たちに、パワーをもらった気がします。

    今は今しかない、その今をごまかさずにひたむきに自分と向き合う強さは、
    ときにカッコ悪いけど、アマチュア的で、魅力的で、いつも見る者を惹きつける。
    吹奏楽でも陸上でも、書道でもバイトでも家のお手伝いでも、なんでも。
    完璧に全部じゃなくても、大切に想うところは大人だって、
    そんな強さをもてるはず。
    うむむ。
    わたしも。

    そんなふうに思った一冊でした。
    ご興味ある方、ぜひ!!


    仕掛け屋日記::木村編 | 10:35 PM | comments (0) | trackback (0) |

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